函館記念は、札幌記念に直結するのか?

なんと、函館記念の季節になりましたね。
札幌記念は8月19日、とすると7月15日に行われる
函館記念は、格好のトライアルレースに近いです。
しかも、同じ北海道ですからね、滞在競馬で活路を見出したい
馬も多いことでしょう。
ところが、今年の札幌記念はG1馬が多数出走予定とのことで
厳しいレースになることが予想されています。
中でも、宝塚記念をスルーしてじっくり調整してきているのは
トーセンジョーダンヒルノダムール
トーセンジョーダンは、少し脚部不安があったようですから
仕方がないとして、ヒルノダムールは海外渡航に向かわず
直行してきましたからね、洋芝適性も含めて、札幌記念から
天皇賞へ直行するプランを選んだのかも知れません。
昨年もトーセンジョーダンは、札幌記念から天皇賞秋を
制するプラン通りの日程で一気にブレイクしてきました。
アーネストリーも、その前の年の札幌記念覇者。
やはり、2ヶ月くらい天皇賞までの日程が欲しいかも。
オールカマーくらいからだと、その後が4連戦になって
しまいますからね、ここはじっくり仕上げてから
天皇賞秋へ進みたいところでしょう。
そう考えると、札幌記念に出走するには、有力馬が多く夏の
ローカル開催という意味が無くなって本線になってしまいそう。
今年は、函館記念の覇者がそのまま強気に札幌記念に向かう
のか、小倉記念、もしくは新潟記念に矛先を向けるのか、
非常に難しい選択になってきたと言わざるを得ないのかも
知れませんね、面白いです。